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【スタッフインタビュー】鎌倉長谷店長 : 塚本 将
-INTERVIEW-  

日本の四季のように、立地や時代によって異なる

UNI COFFEE ROASTERYの魅力があっていい

UNI COFFEE ROASTERY 鎌倉長谷 店長 塚本 将

コーヒーを通じて多くの人を幸せにしたいと考えている私達にとって、お店とお客様を繋ぐ橋渡し役の店舗スタッフの役割は重要です。そこで、本コラムでは不定期にUNI COFFEE ROASTERY自慢のスタッフをご紹介してまいります。第1回はUNI COFFEE ROASTERY鎌倉長谷の店長である塚本将さんに、UNI COFFEE ROASTERYのこと、鎌倉長谷のことを聞きました。

目次

1. カフェという空間を通して、出会ったすべての方を笑顔にするのが私達の役割
2. 横浜から世界に発信していきたい私達にとって鎌倉長谷はアンテナショップでもある
3. 多種多様な価値観、ニーズを肯定することが感謝の気持ちに繋がるはず
カフェという空間を通して、出会った
すべての方を笑顔にするのが私達の役割
ーー塚本さんのUNI COFFEE ROASTERYでの役割を教えて下さい
塚本 鎌倉長谷の店舗責任者として店舗のマネジメント業務を担うほか、実際に店舗に立ちコーヒーも作っています。また、UNI COFFEE ROASTERYは店舗ごとに自由裁量があり、このお店をどう魅力的に仕上げていくかについて、現場の声が積極的に採用されやすい風土があります。ですから、鎌倉長谷ならではの新商品の開発やサービスの提供について、店長である私のほかスタッフらのアイディアを吸い上げて本部に提案することも重要な役割です。他のカフェではなかなかみられないこの自由度の高さは入社したきっかけでもあります。
ーー熊本ご出身と伺っていますが、どういったきっかけでUNI COFFEE ROASTERYを知り、入社に至ったのでしょうか
塚本 前職も熊本でカフェ業務に従事していたのですが、入社のきっかけは別事業部に在籍している友人の紹介です。もともと人の縁を大切にする会社だとは聞いていたのですが、まさかこんなにスムーズに話が進むとは当時の私も考えていなかったです。「とりあえず話しをしよう」と本部の人間に誘われ、初めて横浜で会食をした際ですが、熊本から飛行機で向かった私を空港まで迎えに来てくれて、横浜までの道すがら、そして会食の場で私の夢やUNI COFFEE ROASTERYで実現したいことを話しました。こちらの話に真摯に耳を傾け、最後に「一緒にそれを実現しよう」と仰っていただき、実質の面接は終わり。採用とお声がけいただき、そこからすぐに荷造りして横浜に向かいました。
会食時に私が「やりたい」と言ったこと、「一緒にやろう」と言ってくれたことは、すべからく商品やサービスとなって実現、あるいは進んでいます。こんなにやりたいことをやらせてくれる会社ってあるのかな、友人との紹介とは言え、私のことを信じ過ぎだろう、と少し不安になったくらいです(笑)
ーー当時、どんなことを話したのですか
塚本 まず、UNI COFFEE ROASTERYは私が入社する以前から、コンセプトとして「感謝の総和を増やす」ことを掲げていますが、その部分について、美味しいコーヒーを提供することも、おしゃれな内観に仕上げることも、丁寧な接客することもすべて手段であって目的ではないこと。各担当者が自分の持ち場の最適化、最良化だけに腐心するのではなく、すべての行動がお客様の笑顔に繋がること、店内での立ち振舞が、お客様に感謝の気持を抱かせることに繋がるようにしていきたいとお願いしました。また、このような明確なゴールを設定しておけば、ゴールに向かうアプローチは色々あってよいのではないかと伝えました。
これを踏まえ、現場のスタッフの採用については、私に全任していただきました。おかげさまで、鎌倉長谷には多種多様な価値観を持った個性的なスタッフが集いましたが、いずれもカフェという空間を通して、出会ったすべての方を笑顔にするのが私達の役割である、ということをしっかり認識している強いチームが仕上がったと思っています。

横浜から世界に発信していきたい私達にとって

鎌倉長谷はアンテナショップでもある

ーーご担当の鎌倉長谷という立地について教えて下さい
塚本 観光地という事もあり週末は観光がてらに立ち寄る市外、県外のお客様のご利用がほとんどで、平日は地元の方々にご利用いただいております。現在ある他3店舗は横浜の中心街にあり、私もそれらのお店に勤務することがあるのですが、比較すると、都市とは違ったゆったりとした時間、空気が流れる場所、お店だと思っています。
さらに言えば、この地が国内でも屈指の世界的な観光スポットであること。そのため他の店舗以上に、世界中のお客様が遊びに来てくれるお店とも言えます。UNI COFFEE ROASTERYは、横浜発の世界ブランドへ、という目標を掲げているのですが、そういった意味で言えば私達にとって鎌倉長谷は世界中の人に向けたアンテナショップでもあるのかもしれませんね。
ーーUNI COFFEE ROASTERY鎌倉長谷のおすすめの商品は
塚本 他の店舗との大きな違いは商品ラインアップの中にジェラートがあるという点です。町の特性上、風情ある景色を眺めながら、お店の前にあるベンチや散策しながらの食べ歩きなどでオーダーする方が多いですね。
私個人として思い入れの強い商品が鎌倉長谷限定の「濃厚抹茶ラテ」です。クローズ後、多くの関係者などを交えて1から商品開発に携わった自慢の一品です。私達はカフェ業態ですが鎌倉の景観にもマッチしているかと思いますし、ゆるやかな時間が流れるこの鎌倉の地で、あえて抹茶を1つ1つ点てて”時間をかけて”提供するという点におもしろさを感じ取ってもらえればと思っています。
多種多様な価値観、ニーズを肯定することが
感謝の気持ちに繋がるはず
ーー塚本さんにとってUNI COFFEE ROASTERYとはどんなお店、ブランドなのでしょうか
塚本 各店舗ドッグフレンドリーなのですが、これもきっかけはUNI COFFEE ROASTERYのInstagramに寄せられたDMを踏まえたもの。このようにご意見やご要望などを新店舗やサービスに活かすなど、お客様一人ひとりに向き合い、できる限り様々なニーズに応え、異なる文化を柔軟に受け入れる事のできるカフェだと思います。またスタッフ1人ひとりはもちろん、UNI COFFEE ROASTERY全体として、お客様へ”心豊かな瞬間をお届けしよう”という思いが強いです。これは前職と比較してもより一層強いものと感じています。
そして、お客様はもちろんのこと、スタッフも含め、関わる人すべてにおいて可能な限り多様性を重んじてくれるブランドです。端的に表現すれば何事においても柔軟です。この点は、良い、悪いではなく、お店のこだわりをそのままお客様に楽しんでいただくカフェとは一線を画していると思いますね。
ーーUNI COFFEE ROASTERYにとってキーワードである「感謝」という言葉ですが、塚本さんにとってこの言葉の意義を教えて下さい
塚本 自分の想いを、そして自分の行動を肯定してもらい、受け入れてくれた事に対するお礼の気持ちでしょうか。ですから、お店で私自身の言動でお客様が笑顔になっていただいた時、自然と感謝の気持ちを感じます。それ以上に、私の大切な仲間である他のスタッフがお客様を笑顔にしている瞬間が何よりも感謝の気持ちを感じます。
UNI COFFEE ROASTERYは、カフェを通じて、感謝の気持が世界中に広がることを目的としていますが、自分を受け入れてもらえることで、他の人、他の事を受け入れられるようになるのではないでしょうか。こういった他人を尊重し合う姿勢を持つことが、感謝の総和が広がることに繋がると思っています。
ーー塚本さんの考える今後のUNI COFFEE ROASTERYとは
塚本 多様性や個性が重んじられる現代において、業界の常識やマニュアル通りの接客、サービスで真にお客様を満足させることはより難しくなっていくと考えています。ましてや、これから世界に向けてサービスを展開していくとなると、土地土地の、そしてお客様一人ひとりにそったサービスが求められるでしょう。
特に日本を代表する観光地である鎌倉という地にあるUNI COFFEE ROASTERY鎌倉長谷には多種多様なニーズ、価値観、考え方をもってお客様がお店に訪れますので、より細やかな、オーダーメイドのサービスが必要です。フレンドリーなコミュニケーションを求める方、丁寧な接客を望む方、いろいろいるでしょう。そこでこういったニーズなどに幅広く応えていくには、お店にもスタッフにも個性が求められると考えます。
「同じブランドなのにお店によって雰囲気がまるきり違う」と言われることもあると思いますが、四季折々、風光明媚な産物で魅力する鎌倉のように、むしろUNI COFFEE ROASTERYにもお店ごと、時代ごとによって異なる魅力があっていいと思うのです。
STAFF Profile
名前 塚本 将
担当店舗 鎌倉長谷
休日 カフェ巡りは勉強になりますし、単純に好きです。それと、大好きな空間をみつけて、誰かと朝ごはんを食べるのにハマっています。その日、1日をどう過ごすか、始まりであり、最初のイベントをどう過ごすかが重要だと考えてたどり着きました。というか、やっと朝活の楽しみ方に気づきました(笑)